原田 浩

原発が爆発しても、違憲の法律が次々採決強行されても、街も職場も、いつもと変わらぬ風景。仕事場で政治の話をすると、皆一斉にシーンとなって沈黙してしまう。家族・友人・知人の間でも仕事先でも、研究活動や表現活動の現場でも、見事に政治の話題は出ず、巧みに避け、私が政治の話をするとやはり皆、俯き、目をそらし口を閉ざす。そういう空気に、もううんざりだ。そういう大人たちの姿を、子どもたちはしっかり見てるし感じている。  私の父は第二次世界大戦で徴兵後、軍隊で連日のように暴力といじめを受け(背が低いという理由だけで)、後に中国戦線に出兵させられ、罪も無い中国や朝鮮の人を大勢殺した。母は戦争中、学校にも行けず、太田中島軍事飛行場に連日強制労働。片道燃料しかない戦闘機を作らされ、飛行場に空襲があると、バラバラになった焼死体の整理をさせられた。両親の貴重な一生は戦争で完全に狂ってしまった。安倍晋三。安保法制や武器輸出など、数え切れないほどの「命を軽視」を平然で行なうあなたを私は絶対に許せない。できることなら面と向かって抗議をしたいくらいだ。  新宿デモ、参加します。「安倍はやめろ」と堂々と大きな声をあげながら歩きます。