未来のための公共

未来のための公共は、MARCH FOR TRUTHに賛同します。

共謀罪の採決はいまだ記憶に新しく、とくに「中間報告」を用いた強引なプロセスは、多くの人々の安倍政権への疑念を強めました。一日でも早く国会を閉めようとしていた裏には加計学園問題の追求から逃げたいという意図があると言われており、こうした説明責任を否定する姿勢への市民の批判は、支持率の急落からも明らかです。また最近では稲田防衛相が都議選での自民党候補の応援演説において「防衛省・自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いをしたい」などと発言し、投票を呼びかけましたが、これは立憲四野党の罷免要求にあるとおり、明確な公職選挙法および自衛隊法に違反する行為であり、到底許容できるものでありません。

いま問われているのは、この国、この社会に生きる私たち一人ひとりが、どのような未来を望むのかということです。昨今、社会の不安定化や閉塞化が嘆かれています。女性活躍という政府の華々しい号令とは裏腹に女性の権利状況は改善されず、障害者、セクシュアル・マイノリティ、エスニック・マイノリティといった人たちの人権は蔑ろにされています。また、先進国でも最低ランクの子どもの貧困をはじめ、経済的な格差もいまだ深刻です。市民の政治的自由・立憲主義を否定し、説明責任を果たす気のない政治を、また閉塞感に包まれ、誰も手を取り合わず「自己責任」を投げつける社会を望むのか。それとも、壁は多々あれど、それでもなお思考し、話し合い、未来を共に決定し、議会との健全な交流を是とする政治を、そして互いに協力し合い一歩ずつこの社会のバリアを除去していく関係を望むのか。私たちは後者を望みます。

共謀罪の施行は7月11日、MARCH FOR TRUTHは共謀罪のある日本になる前の、もしかしたら最後の大きな規模の抗議行動になるかもしれません。法が施行されるとしても、その前に大きな反対の声があることは、結果として、共謀罪の運用に際し大きな影響を及ぼします。いま、このタイミングでこそ、わたしたちが声をあげる必要があります。

萎縮することなく、壮大に。一緒に声をあげましょう。

未来のための公共